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一眼レフカメラの上限のシャッター回数(耐久回数)について・「カメラメーカーの公式情報を大幅に上回って使用可能」という説を検証してみた^_^



こんにちは 世田谷区桜上水を拠点に、ニューボーンフォトとファミリーフォトの出張撮影をしています「Anniversary Photo Yomogi」 フォトグラファーの福山です。

今回は、デジタル一眼レフカメラのシャッター回数の上限と、メンテナンス時の注意点などを記載しています。


一眼レフカメラを仕事でよく使う方に向けた内容です。


今回は Canon のデジタル一眼レフカメラ、6D MarkⅡ の2台の検証結果です。


(ミラーレスカメラを所有している方が大多数だと思いますので、参考程度に読んで頂けますと幸いです)


Canon 6D Mark2
6D markⅡ
 

結論・・・

デジタル一眼レフの場合、メーカーの公式情報より+20〜30万回は上回って使っても大丈夫そう。というのが実感です。

私のCanon 6Dmark 2は、現時点で、シャッター回数が243,000回と428,000回でしたが、まだ元気に動いています。


キャノンサービスセンターのスタッフさんから「6D mark2は10万回が耐久の上限」と言われました。メーカーのサイトには6D Mark2のシャッターの耐久回数の公式情報は出ていませんので、スタッフさんの口頭の情報を公式情報としています。


サービスセンターの方も商売ですので、若干低めに見積もった耐久回数を伝えているのでは、、と思っていますが、実際のところの耐久回数の限界の平均値はわかりません。


キャノンのあんしんメンテでもらった修理完了伝票の一部
 

感想・・・

ボディよりレンズの方が先に限界を迎えやすい。

私の場合は過去2回、レンズが先にエラーを起こして壊れました。ボディのシャッターユニットや基盤などよりも、レンズ絞り膜の方が壊れやすくできているのかな、という印象です。


カメラを使用する場所、個体差、保存場所、使用頻度などにより、劣化速度が違うと思いますので、一概には言えませんが >_<


砂埃や水しぶき、超低温、超高温下の環境の撮影では、もっと早く劣化すると思います。皆様が使用する撮影環境によってご判断ください。


 

シャッター回数の上限を超えたカメラを使う際の注意点


・カメラを2台以上用意して、1台はシャッター回数が20万回以下のものを持参する

・またレンズも3本以上用意して、1本がエラーを起こしてもすぐに交換できるようにする

・レンズのリアキャップと、ボディキャップも常備する


 

レンズが通常損耗でエラーした時の液晶の表示

レンズが故障した時の液晶の表示

レンズが故障したら、液晶には「Err 01」「カメラとレンズの通信不良です。レンズの接点を清掃してください」と表示が出ます。一瞬、ボディが壊れたのかなと思いますが、レンズの故障です。液晶に出た指示通りに、レンズの接点を清掃しても復旧しません。レンズの故障で、シャッターが切れなくなっています。


この場合は、レンズを修理に出すしか方法はないかと思います。


ボディのエラー表示は見たことがありません。


 

メンテナンス

Canonのサービスセンターで「あんしんメンテ」というメンテナンスを行いました。

あんしんメンテはオーバーホールではなく、清掃と点検などのチェックのみです。


カメラ1台+レンズ1本につき5500円で、事前予約制でお願いできます。

直接持ち込みと集荷での受付と、どちらも対応しています。

(集荷は別途3300円)


当日返却のあんしんメンテを事前に予約する時の注意点


事前に対応してほしい箇所がある場合・・ズームリングのラバーの緩みやレンズフードの接合部分の故障など。


ラバーの緩みは、ラバーを交換したいことを事前に電話か予約フォームで伝えておくと、その日のメンテで、メンテナンス代に込みで、ラバー部分も取り替えてもらえます。(ラバー取替の工賃はかからないが、部品代はかかる)


ただ、事前に要望を伝えておかないと、部品の在庫がサービスセンターにないので、大分の工場から取り寄せになり「カメラの当日返却は不可」とのこと。

配送での返却は別途送料がかかります。


以前、要望を伝えずにメンテに出して、ズームリングのラバーを交換をし、当日返却して頂いたことがあったのですが、その時は、たまたま在庫があっただけのようです。


 

以上!


今回は、6Dmark2でしたが、他にもカメラがありますので、またの機会に検証して報告したいと思います。


ちなみに、6Dmark2は、ファミリーフォトやニューボーンフォトの撮影ではなく、保育園や幼稚園の行事の撮影(日常保育や誕生会、遠足)などで、たくさんシャッター切ることが必須な時によく使います。


 

今後も楽しく読めるお役立ち情報などを発信していてきます。

撮影を検討中の方は、下記をクリックして問い合わせフォームからお願い致します。











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